
1000万オーバープレイヤーが10名以上在籍するARTの中で、2018年10月に自身初の売上1000万を達成。彼から見た「1000万」とは、どんな意味を為すのか。そして、その壁を超えるために必要なこととは何なのか。
『寶井レオ』”いい波”に乗る。
初めて売上1000万を達成したのはいつですか?
2018年の10月で、バースデーイベントがあったときに達成しました。
その月はどんな1カ月でしたか?
実は、イベントの日は当初考えていた予定と大きく変わってしまったりアクシデントもあったんです。でもそこで逆に開き直って気持ちを切り替えることができたので、1か月間なんとか頑張り続けて達成することができました。ただ、イベント後に社員旅行があったんですけど、1000万いけるか心配で旅行中ずっとムズムズしてましたね(笑)。
そんな裏話があったんですね(笑)。では改めて当時を振り返ってみて、1000万という壁を超えるために必要なことは何だと思いますか?
「準備と流れ」ですかね。準備というのは日々真面目に働くことです。流れは、自分の調子をしっかり把握して、いい波が来たときに行けること。目の前にいい波が来ても「今じゃない」と思って乗らないことが意外と多いじゃないですか。そうじゃなくて、予想外のタイミングでいい波が来たときも、とにかく乗ってみようと。人間いいときも悪いときもあるのが当たり前なので、その〝いいとき〟を逃さないようにしています。
レオさんにとって1000万とはどんな意味がありますか?
ARTには10人以上1000万プレイヤーがいるんです。先輩、同期、後輩たちがどんどん1000万を売っていくのを間近で見ていて、「いよいよ自分も売らないと」という思いがありました(笑)。なのでその仲間入りできたということは自分にとっては大きいですね。
そんなARTはレオさんから見てどんなお店ですか?
シンプルにイケメンが多いです。最近は拡大移転してスタッフがすごく増えたので、またイケメン率が上がりました。あと思うのは、よくこれだけの実力者が同じお店に集まったな、と。レベルが高すぎます(笑)。しかもこれはARTの特徴なんですけど、役職者だけじゃなくて中間や若手の子たちもバンバン指名のお客様を呼ぶんですよ。めちゃめちゃ層が厚いです。
ホストクラブは上と下の差がかなり開いているイメージなんですが、なぜそこまでレベルが高いんでしょうか?
僕もARTを知るまではそう思っていたんですけど、ここにはモチベーションの高いスタッフが多いんだと思います。だから教える方も学ぶ方も常に真剣だし、成長が早いんです。みんな真面目で負けず嫌いでやる気がありますね。それなのにスタッフの仲が良いので、もはや謎です(笑)。
そんなARTの中でどのようにしてモチベーションを保っているんですか?
実はモチベーションを上げるのが苦手なんです。その代わり、落ち込んだり気分が下がることもないんですよ。良くも悪くもずっと安定しているんです。本心としては、普段からもっと上げていきたいと思っているんですけど。
メンタルが安定しているというのはホストとしては強い部分だと思うのですが。
どうなんですかね。僕の最近の目標は、新人時代のギラギラ感を取り戻すことなんです。当時のようにもっと貪欲になったら、今以上の売上アップに繋がるんじゃないかなと。あとは後輩の育成ですね。役職者として自分のチームもあるので、その中から1000万プレイヤーを出したいです。そのために今は、目の前の一つひとつの課題をきちんとクリアしていって、日々を大事にしていきたいと思っています。