
〝芸能とホスト〟を両立している身来。芸能人として活動していた彼が、ホストの道を歩き始め、どうやって短期間で1500万プレイヤーへと成長したのか? その軌跡に迫る。
『身来』”2つの道”を歩む。
ー芸能界に入った経緯は?
16歳のときにジュノンボーイコンテストで「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」をダブルで受賞し、そこから芸能の道を歩き始めました。
―芸能界はどんな場所でしたか?
当時の自分には全てが眩しく映りましたね。ドラマの撮影が多くて目まぐるしい忙しさでしたが、未知の世界だったので楽しみながら仕事をしていました。
―それではなぜ、ホストを志したんですか?
10年という節目で、次のステップを踏み出したいと思うようになりました。自分はまだ芸能という狭い世界のことしか知らなかったので、それだけで終わりたくなかったんです。そんなときホストという職業に出会って、学べば学ぶほど究極の職業だということに気付かされました。
―特にどんな点に魅力を感じましたか?
自らが商品であり、その価値は自分次第でいくらでも高めることができるというところですね。自分を売るというところは、芸能界と共通している部分があるんじゃないかと思います。営業能力を高めて、今の自分の価値を知るには最高な仕事です。

―実際に働いてみた感想は?
みんな想像以上に真面目なんですよね。最初は、イケメンで女の子にモテてきた人たちがそれを武器に仕事してるんだと思っていたんですが、全然違いました。全員が接客能力を極めるための一心で仕事をしているので、本当に勉強になります。この環境に身を置けば自分も接客のプロになれると思いました。
ーそんな中、入って早々に1000万を売り上げましたよね?
ASHに入った瞬間から「身来を1000万プレイヤーにする」ってお店の方に言われ続けていました。なので自分にとって1000万は目標というより絶対に売らなければならない目標、という感じでしたね。
ー達成したときの感想を教えて下さい。
実は、喜びや達成感はありませんでした。ASHにはshiki支配人をはじめスタープレイヤーが大勢いるので、まだまだこのくらいでは満足できないです。1000万達成がゴールなのではなく〝ここからがスタート〟という考え方ができるので、最高の環境に身を置かさせてもらってるなと実感しています。少なくとも、グループで年間トップ10入りか年間1億を売り上げないと心からは喜べないと思います。
―1000万を売り上げるにあたり、誰か参考にしましたか?
それはなかったですね。ただ、1000万を売り上げるノウハウをお店から全て教わりました。あとは「身来を1000万プレイヤーにしたい」と言ってもらえたことをずっと意識して働きました。ASHはまだオープンして間もないのに1000万プレイヤーを多く輩出しているので、自分も教えに倣って、右向け右で行動しています。
―1000万を達成するためにどんな努力をしましたか?
特別な努力というより、普段から常に人に見られているという意識を持つようにしています。家に帰るまで一瞬たりとも気を緩めることなく行動してますね。16歳から芸能をしているので、その習慣が未だに身に付いています。
ー最後に、今年の目標を教えてください。
芸能と二足の草鞋を踏んでいるから売上が低い、年間ナンバーに入れない、とかは全く言い訳になりません。今年は絶対に年間1億を売り上げて、グループナンバー入りを果たします。そして自分の成績も大切ですが、それよりもASHをもっと盛り上げたいですね。1人でも多くの人に知ってもらって、グループNo.1のお店になれるように貢献したいです。それがお世話になっている方々への恩返しだと思っています。